次の仕事決まってないけど辞めてもいい?

お金に関して

退職・転職をしようと考えているが行動に移せないあなたは、以下のような悩みを抱えてはいないだろうか。

  • 次の仕事が決まってないけど、今の仕事を辞めても大丈夫?
  • やっぱり転職先を決めてからの方が安全?
  • 決めないまま辞めたらどんなリスクがあるの?
  • 互いのメリット・デメリットは?

これらの悩みはあなたの貴重な一歩を妨げる。

これに対し、恐らく世間様の7~8割程は、「今の仕事を続けながら就職活動をした方がいい」と答えるだろう。

しかし、本当にそうだろうか?

この記事を読めば、あなたの退職・転職に対する思考に余裕が生まれるぞ。

結論
  • 次の仕事が決まっていなくても辞めてもいい
  • 互いにさまざまなメリットがある。その判断は両者のメリット・デメリットを把握したうえで下して欲しい。

今の職場が辛いなら先に仕事を辞めてもいい

最初にはっきりさせておきたいのは、「どっちが良い・悪いという話ではない」という事。

判断の軸にするのは、職場でのあなたの状態」だ。

今の職場に特別苦痛を感じておらず、身体的・精神的に健康という人は在職中に転職活動をするのも良いだろう。

しかし・・・

ハラスメントや度重なる残業などで、あなたが身体的・精神的に苦痛を感じている状態であれば、先に仕事を辞める事を強く勧めたい。

なぜなら、余裕のない中で転職活動を行っても「早く終わらせたい」という焦りから大事な情報を見逃してしまったり、条件を妥協してしまうなどのリスクがあるからだ。

それに心や身体が壊れてしまってからでは遅いぞ。

先に仕事を辞めたら「お金」のことを考えよう (なくても大丈夫!)

仕事を辞めても生活をするにはお金がかかる。

特に1人暮らしの人には必ず知っておいて欲しい事がある。

最低でも3ヵ月は生活出来るだけの貯蓄があると安心

一般的な転職期間は3ヵ月~6ヵ月と言われている。

最低でも3ヵ月は生活出来るだけの貯蓄があると安心だ。

貯蓄が用意出来そうにない場合は実家に帰ろう

実家はお金がかからない。

中には、以下のような悩みを抱える人もいるだろう。

  • 実家が今住んでいる場所からかなり遠い
  • 実家に帰ると今住んでいる場所での転職活動が出来ない

大丈夫、実家にいても今住んでいる地域での転職活動は出来る。

そしてよく考えてみて欲しい。

「一人暮らしを続ける事で月にかかる生活費」「転職活動の為に遠出する新幹線・飛行機の費用」

一体どちらが安く済むだろうか。

月の生活費に比べたら新幹線・飛行機にかかる費用の方が遥かに安いぞ。

失業手当を申請しよう

住民票に記載されている住所を管轄するハローワークに離職票を持って行き、求職の申し込みを行うことで失業手当がもらえる。

自由に使えるお金が手元にあるだけでも安心だ。

失業手当についてはこちらの記事を読んで欲しい。

両者のメリット・デメリット

話を整理する為にまずは互いのメリット・デメリットを見てみよう。

次の仕事が決まってから辞めるメリット・デメリット

メリット
  • 金銭的な不安がない
  • 面接で不審に思われない
  • 転職活動が長引いてもとりあえずは続けられる

収入が途絶えるわけではないから、金銭面は心配なさそうだ。

面接の際、空白期間がないというのは採用する側も安心だろう。

デメリット
  • 転職先を探す時間が確保しにくい
  • 面接の日程が調整しにくい
  • 転職活動期間が長引く事がある
  • 焦りから条件を妥協してしまう

残業の多い職場で働いている人にとっては、情報法収集の時間が確保できなかったり、面接の日程が合わないという事態に陥りやすいな。

こういった事から転職活動期間が長引いたり、その焦りから条件を妥協してしまうかもしれない。

次の仕事を決めずに辞めるメリット・デメリット

メリット
  • 情報収集に十分な時間が確保できる
  • 面接の日程が調整しやすい
  • 長期休暇で心も体もリフレッシュ

仕事を辞めた時点であなたは膨大な自由時間を手にする。

時間に余裕が生まれる為、納得いくまで転職先を探す事が出来るし、面接日程も調整可能だ。

何よりも、辛い環境から抜け出す事で心と体のケアが出来るのだから素晴らしい。

デメリット
  • 金銭的な不安がある
  • 面接で空白期間を不審に思われる事もある

仕事を辞めるという事は当然ながら、収入が途絶えるという事だ。

その後は貯金か仕送りなどで生活する事になる。

空白期間があると面接官にもよるが「この人は何故仕事を辞めたのだろう」と不信感を抱かせてしまう場合があるぞ。

まとめ

必ずしも在職中に転職活動をしなくてもいい。

次の仕事が決まっていない状態で退職しても全然大丈夫。

自分の職場での状態を軸に判断しよう。

先に仕事を辞める選択をした人は貯蓄と相談し、どこを生活拠点にするかを考えよう。

選択の幅が狭まることはないから安心してくれ。


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