週休2日制?完全週休2日制?年間休日日数は?求人の休日記載の正しい見方を解説!

転職に関して

転職するうえで「休日を大事にしたい」って人、結構いるんじゃないかな。

転職できても休日があまりにも少ないと、プライベートの時間が充実しなかったり、友人との予定が合わなかったり、挙句の果てには体調を崩してしまうかもしれない。

世の求人でよく見かけるのが以下の記載だ。

  • 週休2日制
  • 完全週休2日制
  • 4週8休
  • 隔週休2日制

休日を確保したいなら、求人の休日記載を正しく理解する必要がある。

この記事では求人の休日記載の正しい見方を解説する。

この記事を読めば、求人の休日記載が正しく理解でき、転職後に「休日が思ったより少ない…」といった後悔をしないで済むぞ。

結論

まずは求人の「年間休日」を確認しよう。

  • 週休2日制:1ヵ月の間に休みが2日ある週が1度以上ある
  • 完全週休2日制:毎週2日間の休みが必ずある
  • 4週8休:4週間のうちに8日の休みがある
  • 隔週休2日制:1週間に休日が2日ある週・1週間に休日が1日しかない週が交互にある

記載がない限り祝日は休みに含まれない。

企業により年末・年始休暇、夏季・冬季休暇、リフレッシュ休暇などが用意されることがある。

まずは「年間休日」を確認しよう!

転職しても休日をしっかり確保したい人は、まずは求人の「年間休日」の日数を確認しよう。

「年間休日」には、有給休暇を除いた1年間の休日数が記載される。

週休2日制だろうが4週8休だろうが、「年間休日」を見ればどれだけの日数を休めるのかが分かるぞ。

逆に「年間休日」を記載していない求人には注意が必要だ。

「年間休日」の記載がない求人は結構あるぞ。

週休2日制

週休2日制とは、「1ヵ月の間に休みが2日ある週が1度以上ある」ということ。

ポイント
  • 必ずしも週に2日の休みがあるわけではない
  • 休みが2日ある週が1週しかなくても、「週休2日制」として成立する
  • 休みが1日しかない週は1日あたりの労働時間を減らして調整されるか、残業代として支給される

労働基準法に基づき休みが1日しかない週は1日あたりの労働時間を減らして調整されるか、残業代として支給される。

労働基準法では基本的に1日の労働時間は8時間・1週間の労働時間は40時間と定められている。

※変形労働時間制を除く

完全週休2日制

完全週休2日制とは、「毎週2日間の休みが必ずある」ということ。

ポイント
  • 毎週2日の休みが必ずある
  • 休みとなる曜日は必ずしも土曜日・日曜日・連休になるとは限らない

毎週2日の休みが必ずあるが、土曜日・日曜日・連休になるとは限らないため注意してほしい。

  • 例1:完全週休2日制 (土・日)
  • 例2:完全週休2日制 (日固定+その他1日)
  • 例3:完全週休2日制 (シフト制)

休みの曜日が分からない場合は面接などで確認しよう。

完全週休2日制の年間休日は104日 / 祝日込みで120日

完全週休2日制の場合、最低でも年間休日104日という計算になる。

祝日を休みに含めた場合、年間休日120日という計算になる。

※有給休暇は年間休日に含まない

4週8休

4週8休とは、「4週間のうちに8日の休みがある」ということ。

ポイント
  • 確定しているのは「4週で8日の休みがある」ということ
  • 休みの周期は不規則になる

1日しか休みがない週もあれば、3日も休みがある週もあるな。

  • 例:4週8休 (シフト制)
4週8休の年間休日は104日 / 祝日込みで120日

4週8休の場合、最低でも年間休日104日という計算になる。

祝日を休みに含めた場合、下のように年間休日120日という計算になる。

※有給休暇は年間休日に含まない

隔週休2日制

隔週休2日制とは、「1週間に休日が2日ある週・1週間に休日が1日しかない週が交互にある」ということ。

ポイント
  • 休みが1日しかない週と休みが2日ある週が交互にある
  • 2日休みがある週でも、連休になるとは限らない
  • 休みが1日しかない週は1日あたりの労働時間を減らして調整されるか、残業代として支給される

休みが2日ある週でも連休になるとは限らないため注意してほしい。

  • 例1:隔週休2日制 (土・日)
  • 例2:隔週休2日制 (日固定+その他1日)
  • 例3:隔週休2日制 (シフト制)

労働基準法に基づき休みが1日しかない週は1日あたりの労働時間を減らして調整されるか、残業代として支給される。

労働基準法では基本的に1日の労働時間は8時間・1週間の労働時間は40時間と定められている。

※変形労働時間制を除く

隔週休2日制の年間休日は78日 / 祝日込みで94日

隔週休2日制の場合、最低でも年間休日78日という計算になる。

祝日を休みに含めた場合、年間休日94日という計算になる。

※有給休暇は年間休日に含まない

記載がない限り祝日は休みに含まれない!

求人に「祝日も休み」という旨の記載がない限り、祝日は休みに含まれないという点に注意してほしい。

祝日も休みたいという人は、例として以下のような記載があることを確認してほしい。

  • 週休2日制 (祝休み)
  • 完全週休2日制 (土・日・祝)
  • 4週8休 (シフト制+祝)
  • 隔週休2日制 (日固定+その他1日・祝)

企業により様々な休暇が用意されている

企業により異なるが、通常の休み・祝日の他にも以下のような休暇が用意されている場合がある。

  • 年末・年始休暇
  • 夏季・冬季休暇
  • リフレッシュ休暇

など

例を挙げよう。

例1:完全週休2日制 (土・日) 、夏季休暇3日、冬期休暇3日

この場合、最低年間休日「104日」に夏季・冬季休暇「6日」を加えると、年間休日110日となる。

例2:4週8休 (シフト制+祝)、リフレッシュ休暇3日、年末・年始休暇3日

この場合、最低年間休日「104日」に祝日「16日」とリフレッシュ休暇「3日」、年末・年始休暇「3日」を加えると、年間休日126日となる。

有給休暇を使えば更に休むことができるな。

まとめ

まずは求人の「年間休日」を確認しよう。

制度・企業によりどのように休日が割り振られるかは異なる。

「祝日は休みなのか」・「その他の休暇はあるのか」という要素により年間休日は異なるため、確認しておこう。

求人を見る中で不明な点がある場合はそのままにせず、面接などでしっかりと確認しよう。

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